スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

皇后陛下の「黒無地五ツ紋の喪服」


「黒無地五ツ紋の喪服」



3kaiki.png
「色無地喪服」紋はわかりません

東日本大震災1周年追悼式。で黒無地をお召しになられた皇后陛下。
昨年、今年は、色無地でした。
賛否ありますが、私、「違和感」はありません。

----------------------------------------
村上湛 古典演劇評論 ・好雪録・
皇后陛下の喪服 2012/3/12 
(お借りしました)
------------------------------------------

昨日の東日本大震災1周年追悼式。
参列された皇后陛下の装いを見て、極端に言えば、私は腰が抜けるほど驚いた。

「黒無地五ツ紋の喪服」を召して国家公式の場に出られた皇后は、過去に一人もない。
これは、服飾史上ひとつの大きな「事件」である。


明治以降、伝統的な特定行事を除き、対外的な皇室の正装は洋装に定まっている。
また、着用する和装にしても平安朝の古式に準ずるから、振袖や留袖の如き
一般社会の「着物」は顧みられない。事実、明治の昭憲皇太后が皇后時代いわゆる
「着物」を着用した事例は、公私ともにひとつも確認できない。

もっとも、香淳皇后は個人的に「着物」が好きだったらしく私的には折々着用し、
丸髷の鬘をかぶった写真まで残されている。また、日本女性の和装は外国人の
注目を浴びるところから、昭和戦後には女性皇族が普通の「着物」(多くは訪問着)で
レセプションや園遊会など公式行事に臨むことが増えてきた。

だが、一般的には洋装、晴れの儀であればローブ・デ・コルテあるいは
ローブ・モンタントである原則は動かない(戦前まではローブ・デ・コルテの
上に女子大礼服「マント・ド・クール」があったが、
1943年を最後に廃されてそのままになったのは惜しい。)

いずれにせよ、庶民の喪服が宮中で着用されることは皆無なのだ。

ただし稀少な例外として1999年6月20日・正田英三郎氏通夜の折、
皇后陛下は今回と同じ五ツ紋の和装喪服で参列された。これは、
実家の私的行事だったためだろう(翌日の密葬では洋装だった)。

ちなみに1989年2月24日・昭和天皇大喪の礼、2000年7月25日・香淳皇后斂葬の儀、
ともに皇后陛下は皇族として洋装喪服の最高礼装で参列されているのは当然である。

国家公式行事に皇后陛下自ら和装喪服で参列された今回の例がいかに特殊であるか、
以上でお分かり頂けよう。

これは、香淳皇后、秩父宮妃、高松宮妃など保守的な女性皇族が健在であれば
実行できなかったかもしれない。先日もこの項に書いた「和服のプロトコール」
自体が揺らぎかけている現在でも、「皇后の和装喪服着用」に異を唱える人はいるだろう。

皇后陛下はこうしたすべてを考慮、「それでも」と、たってのお気持ちで着用を決めたに相違ない。

これには副次的理由も考えられる。というのは、皇后陛下は膝を痛めておられ、
恐らく常時サポーターを装着しておられるはずで、これを隠すには足首まで隠れる
和装が好都合、ということもあろう。

だが、天皇陛下のご体調も勘案してさほど長時間に亙らない今回の場合、
その理由が最優先ということは考えにくいし、事実、8月15日の終戦記念日には
決まって洋装の軽喪服で臨んでおられる。

やはり、和装そのものに意味がある、と考えなくてはなるまい。

以上、これは天皇陛下の理解のもとに取られた処置でもあるはずだ。

(成人後は「着物」を一切召されなかった昭和天皇に対し、
今上陛下は皇太子時代からプライヴェートでは折々好んで着ておられる。)

皇后陛下の和装喪服姿を見た人の多くは、「親戚の上品なおばさんが焼香に来てくれた」
ような親密さを感じたのではないだろうか。

洋装の喪服だと、ドレッシーになればなおさら、「外部の人が来た」感じが漂うのと違い、
和装の喪服には親族感覚がきわめて強い。

そういえば、モーニングに黒ネクタイを絞めた天皇陛下と並ぶと、
まるで喪主夫婦のような印象である。

そう。皇后陛下がいつものように洋装で臨席されていれば、庶民から見れば
それはどこか「お客さま」なのだが、和装で臨席された今回はあたかも「身内」なのである。
「喪主夫婦」と見たのは僻目ではなく、おそらく、
両陛下ともそのお心で今回の追悼式に臨まれたのではないだろうか。

災後1週間も経たない昨年3月16日に発せられたヴィデオ・レターや、
重大手術後まだ日も浅いこの日に枉げて出席を望んだ強い意思など、
今次の震災に寄せる天皇陛下の憂慮と爾後の行動力には目を見張るものがある。
皇后陛下にしても、まったく同じことだ。

江戸時代の武家・庶民の服装に端を発する「黒無地五ツ紋の喪服」は、
宮中の論理からすれば「皇后が着用してはならない衣服」だ。

もしこれを公的に着用すれば、皇后は庶民と同一地平に降り立つことになる。

この問題を軽々と乗り越え、自身の意志で敢えて公的に着用した皇后陛下の意図には、
「災厄を国民とともにわがものとする」強い意志が籠められているはずである。

そしてこれは、実父の通夜の席で「黒無地五ツ紋の喪服」を密かに召された
「庶民出身の美智子皇后」にしかできない。

天皇陛下もこれを積極的に支持された、ということになる。

以上の理由から私は、皇后陛下の和装喪服の公式着用を、
「原理的な秩序・原則よりも大切な『心』を重んじようとする叡智と愛の顕われ」、と読み解く。

繰り返すが、色々な意味でこれは大きな、そして感動的な「事件」なのだ。

2012年3月12日    (ここまで) 
-----------------------------------------------
 

昭和天皇にあっては「戦争」 今上天皇にあっては「震災・災害」

国父と国母が多くの「子」を失う 哀しみは重い

天皇皇后として行う「祭祀」 怠りはしていない のに 突然「子が・・・」

多くの子の命が生活が奪われた 少しでも側に寄り伝えたい

それが「喪主夫婦」の「お心」


私、「違和感」はありません。


天皇皇后両陛下が「父母」ならば「兄弟」もいる

同じ記事内に書きたく無かった(比べたくもないから)

公務として記載された「黙祷」 証拠写真もありはしない

平気で「隠蔽」「虚言」が横行する東宮だから「嘘」とします!

東京ディズニーランドが後に「千葉県・行啓」に変わった!

今月のスキーも「長野県・行啓」にしたらいいのに!

卒業もあり取り巻きが増え、長野県警の警護費用が2千万増す噂アリ!
(1億+2千万=1億2千万は長野県負担)


・東宮雅子のご公務に関して「写真」無きものは嘘としましょう。
・「心よせて」などと虚言がまかり通る宮内庁発表も嘘としましょう。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

初めまして、いつも拝見させていただいております。

震災1周年追悼式で皇后陛下が和服をお召しになったのは、体調が万全ではいらっしゃらない天皇陛下に万一のことがあった場合に備えるためだとテレビで見ました。

「ヒールの靴より草履の方がとっさの場合、さっと動けるから」と聞いて、沖縄で天皇陛下を守るようにされたのを思い出し、いつもそういう気配りをされていらっしゃるのかと思いました。

No title

私にも違和感はありません。

それを言うなら他に・・・の思いがふつふつ。

おっしゃっていることすべて、同感、拍手、です。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

れんげ さま

はじめまして!
草履のこと、雑誌で読んだ記憶があります。
沖縄と国体のような大きな場所と2度
ありませんでしたか?
美智子様が天皇陛下をお庇いになれた事。
即座に行動された皇后に、「精神」の尊さをみました。

夏バテのようなもの・・・といって怠けたあちらの嫁
資格以前に人格が劣っています。
お元気でと祈るばかりです。
ありがとうございました。

KUON さま

KUONさまもありませんか!
そうですよね。
「心」なんですよね、コレが雅子なら
普段からアレですし、一言って思いますが
美智子様はいいのです!! ね。

秘密のコメ さま

普段からの心がけですね。
それが当然と生きていかれる
強い強いお方です。
私は、何ひとつ真似すら出来ません。
映像で見る度に、お疲れが出ませんように思います。
いつもご覧頂きありがとうございます。
思いはあるのですが、うまく言葉になりません。
ながー目で! ありがとうございました。

No title

初めまして。興味深い内容をありがとうございます。

美智子皇后陛下に対しては、皇太子妃殿下でいらっしゃった頃から既にですが、何かにつけて
イチャモン付ける輩がずっと存在しますよね。真っ当な指摘とか批判ではなく、イチャモンなんですよね。

国体にて、天皇陛下をお守りしようとして皇后陛下が両手をとっさにお出しになられた事に対してすら、
「あるまじき行為だ」みたいに叩く声が有ったと聞いた時は呆れましたよ。お守りしようとする行為を
しなかったらしなかったで、どうせまた叩いてたんだろうと容易に想像が付くから尚更です。

あと、ヤフーの知恵袋に出ていたこちらの内容が興味深いと思われましたので、勝手ながらご紹介致します。
ttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1083278600
ttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1383252153;_ylt=A2RAEEWr6lxTUBMA8hIYAPR7?fr=rcmd_chie_detail

そしてこの中で紹介されている
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~posteios/PROJ_B053.htm にて、
>このように、私たち現代人は、黒喪服に限らず、明治期以降に始まったものがさも「昔から」続いて
>いるように思い込んでいるものが多いように思います。
という指摘が有り、なるほどと思いました。というのも、やまのこ山様のエントリに出ている引用文に
>香淳皇后、秩父宮妃、高松宮妃など保守的な女性皇族が健在であれば実行できなかったかもしれない
と有ったからです。
(「良い物は守り、改善すべきは改善する」という意味合いで考えると
村上湛氏は保守の使い方を
間違ってないかい?とつい思ってしまったのですが、それはさておき、)
伝統云々言うのなら、そもそも洋服を着始めて正礼装と定めた事自体がたかだか明治からなのに、
それについては香淳皇后、秩父宮妃、高松宮妃などはどう考えていたのかなと思わずにはいられません。

白珠 さま

初めまして!
美智子さまご成婚の頃は週刊誌より新聞の時代ですね。
私も大人になって、自分のお金で物が買えるようになってから
社会の事を知ったように思います。
皇室の正装も明治から。そうなんですよね。
明治天皇は「遷都宣言」をされていないから「ちょとお出かけ」とか
京都の古い方々はおっしゃるとか。
現在のようにネットで同時中継の時代、皇室の内と、同じ流れを
物差しにしては無理が生じるのは当然の事。その時代毎に多少の
変化はあっても大きな改革は望んでいません。
皇后陛下の「変化」には「寄り添う気持ち」を感じました。
香淳皇后がお蚕さまからとった絹糸で帯締めを編む動画があり
美智子さまと華子さまが長子さまから、教えていただいて~
笑い声が聞こえて来そうな笑顔のお三方のお着物姿、いいです。
亡くなれた皇族のお心は。。。わかりませんが長子さま好きですよ。
ありがとうございました。

No title

お返事ありがとうございます。

>香淳皇后がお蚕さまからとった絹糸で帯締めを編む動画があり
>美智子さまと華子さまが長子さまから、教えていただいて~
画像だけでなく動画も有るんですね?
皇室入りされてからのイジメに関する話がどうしても印象深いので、
この画像の他にも笑顔の香淳皇后と一緒に写ってらっしゃる写真画像を拝見した時は、何だかホッとしました。

>亡くなれた皇族のお心は。。。わかりませんが
分かり辛い書き方になってしまいスミマセン。
民間出身の美智子皇后陛下との比較で「香淳皇后、秩父宮妃、高松宮妃」この御三方の
名前を見かけることが有ったので、この御三方自身ではなくて、
この御三方を話の引き合いに出して来る人自身が伝統云々についてどう思ってるのかが気になりました という意味です。

村上湛氏の文の趣旨には私も賛同します。
ただ、村上氏とは違って美智子皇后陛下を見当はずれに叩く為に「香淳皇后、秩父宮妃、高松宮妃」
この御三方を持ちだしてくる人もいるので、そういう人は「伝統云々言うのなら、そもそも洋服を着始めて
正礼装と定めた事自体がたかだか明治からなのに、これについてはどう思ってるんだろ?」
と思った次第です。

あと、改善と改革も似てるようで全然意味が違うんですよね。
>皇后陛下の「変化」には「寄り添う気持ち」を感じました。
追悼式への出席に際して、どうすればより犠牲者やご遺族の気持ちに寄り添う事が出来るかを考え実行なさった結果ということですもんね。
この「変化」が改善なんですよね。
今あるものを土台にして、少しでも良くしていこうと試行錯誤するのが改善ですが、
今あるものをちゃぶ台返ししてしまうのが、極端に言えば改革ですよね。女「系」天皇なんかまさにこれかと。

それと、伝統を守るという点でいえば、宮中の御養蚕を明治4年に昭憲皇太后が復活されて、
歴代の皇后陛下から引き継がれて今に至るとの事ですが、その御養蚕所でも小さく生産性が
低い小石丸の飼育中止が議論されたようです。
そして美智子皇后陛下が「もうしばらく古いものを残しておきたいので」と飼育を継続なさり、その後「小石丸」が古代の織物の復元に欠かせない事が分かり、本当にありがたいと思いました。

「皇后陛下のご養蚕」につて詳細が有りましたので、勝手ながらご紹介
致します。
ttp://bakahabakanarini.blog.fc2.com/blog-entry-320.html。

長々と失礼致しました。

白珠 さま

皇居内の日本茜からあの古代色の「赤地」が出来たニュースは
ときめきました。染めは1年で諦めましたが、美智子さまの
お蚕糸1本欲しいはずっとありますね。自分の服を織る時
心臓アタリに織り込みたいと。
衣食住の「衣」に挑戦されている美智子様
食は今上天皇の24苗。住は民が参加。遷宮も同じです。
住の改装と改築の違い。改装は表面の変化(ペンキ、壁紙)
改築(壁柱開口部の変更) 改装は本体の形、特に柱は変えません。
美智子さまが皇室でなされたのは改装。戻したければ戻せばいいのです。

ナルが天になり雅子とやろうとしている皇室は「改造」です。
プロフィール

やまのこ

Author:やまのこ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。